ニュージーランドで銀行を選ぶ際の特徴とポイントについて説明します。
ニュージーランドでのお金事情
ニュージーランドでは、日常生活において現金よりもカード決済が主流です。
ほとんどの場所でデビットカードやクレジットカードが利用でき、電子決済やモバイル決済も広く普及しています。
現金を持ち歩く必要性は少なく、特に都市部ではカード1枚でほぼすべての支払いが完結します。
私は半年に1回現金を使うか使わないかくらいです。逆に現金を受け付けてない所も多いです。
日本を出る前にデビットカードやクレジットカードを準備しておき、日本か到着時に念の為100-200NZDを引き出しておくと安心です。
ニュージーランドで使える主要なカード会社
- Visa
- 特徴: 世界中で最も広く使われているカードブランドの一つです。ニュージーランド国内のほとんどの店舗、レストラン、公共交通機関で利用可能です。デビットカードでもクレジットカードでも、Visaはどこでも安心して使えます。
- Mastercard
- 特徴: Visaと並んで世界的に利用されているカードブランドで、ニュージーランドでも非常に普及しています。Visaと同様に、ほとんどの場所で問題なく利用できます。特に、Mastercardのデビットカードは、現金が必要な場合にも便利です。
- American Express (Amex)
- 特徴: 一部の高級レストラン、ホテル、レンタカー会社などで利用可能ですが、VisaやMastercardほど広範には使えません。Amexを使用する場合は、使える場所を事前に確認しておくと良いでしょう。
- JCB
- 特徴: 日本発のカードブランドですが、ニュージーランドでは利用できる場所が限られています。観光地や一部の店舗で利用できる場合もありますが、VisaやMastercardと併用するのが安心です。
カードを準備する際のポイント
- デビットカード: 日本で発行されるデビットカードをニュージーランドでもそのまま使用できます。特に、キャッシュカードとしての機能も備えている場合、現地ATMで現金を引き出すことも可能です。
- クレジットカード: 旅行や留学中に緊急事態が発生した場合に備えて、少なくとも一枚はクレジットカードを持っておくことをお勧めします。クレジットカードには海外旅行保険が付帯していることもあるため、安心です。
- ICチップ付きカード: セキュリティの観点から、ICチップ付きのカードを持つことを強くお勧めします。ニュージーランドでは、ICチップ対応のカードリーダーが標準的に設置されています。
注意点
- 海外手数料: 日本で発行されたカードをニュージーランドで使用する場合、為替手数料や海外利用手数料がかかることがあります。事前にカード発行会社に確認し、手数料の有無や金額を確認しておきましょう。
- カードの紛失・盗難時: カードを紛失した場合や盗難に遭った場合、すぐにカード発行会社に連絡してカードを停止する手続きが必要です。旅行前に緊急連絡先をメモしておくと安心です。
現金事情
現金の使用シーン
- 地方や小規模な店舗: 都市部以外や小さな店舗では、カード決済ができない場合もあるため、少額の現金を持ち歩くと便利です。
- マーケットやイベント: ファーマーズマーケットや地域のイベントなどでは、現金が主に使われることがあるので、その場に応じて準備するのが良いでしょう。
ATMの利用
主要な銀行が提供するATMは、都市部だけでなく、地方にも広く分布しています。現金が必要な場合は、近くのATMを利用するのが便利です。
手数料
ATMを利用する際、同じ銀行のATMを利用すれば通常手数料はかかりませんが、他行のATMを利用すると手数料が発生することがあります。
また、海外からの送金や引き出しには高い手数料がかかる場合がありますので、注意が必要です。
ニュージーランドの現地銀行の特徴
主要な銀行の種類
ニュージーランドにはいくつかの主要な銀行があります。代表的なものにANZ、BNZ（Bank of New Zealand）、ASB、Westpac、Kiwibankがあります。
これらの銀行は、全国的に支店やATMが多く、利用しやすいという特徴があります。
オンラインバンキング
ニュージーランドではオンラインバンキングが非常に普及しており、ほとんどの取引をインターネットやスマートフォンアプリを通じて行うことができます。特に、国内振込や支払い、口座の管理が簡単に行えます。
サービス内容の充実
どの銀行も、さまざまな種類の口座（普通預金、定期預金、投資口座など）やローン、クレジットカード、保険商品など、多様な金融商品を提供しています。
また、住宅ローンに特化したサービスも充実しており、家を購入する際には役立ちます。
外国人にも使いやすい
ニュージーランドの銀行は、外国人にも比較的親切で、ワーキングホリデーや学生ビザ、就労ビザで滞在している場合でも口座を開設しやすいです。
通常、パスポートと現地住所の証明書があれば口座を開設できます。
銀行選びのポイント
- 利用可能な支店やATMの数
日常的にアクセスしやすい銀行を選ぶことが重要です。近くに支店やATMが多い銀行を選ぶことで、現金の引き出しや相談がしやすくなります。
- 手数料と利率の確認
各銀行によって手数料や利率が異なります。特に、口座維持手数料、振込手数料、外貨交換手数料などを比較して、自分にとって最も有利な銀行を選びましょう。
- オンラインバンキングの使いやすさ
ニュージーランドではオンラインバンキングが主流です。アプリの使いやすさやセキュリティ機能、オンラインでのサポート体制なども重要な選択基準となります。
- 顧客サービスの評価
顧客サービスが充実しているかどうかも銀行選びの大きなポイントです。対応が早く、親切であることが重要です。口コミや評価を参考にするのも良いでしょう。
- 特典やキャンペーンの確認
口座開設時や特定の取引を行った際に、特典やキャンペーンを提供している銀行もあります。これらの特典を上手に利用することで、よりお得に銀行を利用することができます。
ニュージーランドでの銀行選びは、日常生活をスムーズに過ごすために重要です。自分のニーズに合った銀行を選んで、快適な生活を送りましょう。
