
機内での快適さは 事前の準備 で決まります。
特に 海外旅行の長時間のフライトでは、必要なものだけを厳選することが快適さのカギ となります。
筆者はこれまでに 27カ国以上を旅し、毎年2〜3回は海外渡航 しています。試行錯誤の末にたどり着いたのが、「機内持ち込みの荷物は最小限にしつつ、必要なものはしっかり揃える」 というスタイル。
機内では、乾燥・騒音・疲労・むくみなど、さまざまな問題 が発生します。しかし、事前に適切なアイテムを準備すれば、ぐっと快適に過ごせます。
この記事では、筆者の経験をもとに、長時間フライトを快適にする機内持ち込みアイテム を厳選して紹介します。
機内持ち込み荷物チェックリスト
「忘れ物に気づいたけど、すでに空港……」なんてことにならないよう、このチェックリストを活用して、出発前に最終確認 しましょう!
*▼をクリックすると開きます
- パスポート(有効期限&ビザの確認)
- 航空券 / eチケット(アプリ or 紙で準備)
- クレジットカード / 現金(現地通貨)
- スマホ & 充電器(SIMカードやeSIM設定もチェック)
- 旅行保険の証書(印刷 or スマホ保存)
- ホテルの予約確認書 / 交通チケット
- ネックピロー(首の負担を軽減)
- アイマスク(しっかり遮光できるもの)
- ノイズキャンセリングヘッドフォン / 耳栓
- フットレスト(疲れ予防)
- 厚手の靴下 / スリッパ
- 睡眠サプリ
- 目薬(防腐剤無添加&保湿タイプ)
- 保湿クリーム & リップクリーム
- フェイシャルミスト
- 圧迫ソックス(むくみ防止)
- 電子書籍リーダー
- タブレット
- ノートパソコン
- 携帯用充電器
- 雑誌や本
- 除菌ウェットティッシュ
- マスク
- 携帯用歯ブラシセット
- ハンドクリーム
- ヘアブラシ
- ハンドミラー
- 常備薬(頭痛薬・胃腸薬・酔い止め)
- 予備の下着 & 靴下
- 貴重品用ポーチ
- 生理用品
- メイク用品
機内持ち込み品の選び方

サイズと重量制限を確認
航空会社によって機内持ち込み手荷物のサイズと重量制限が異なります。一般的な制限は以下の通りです:
| 項目 | 一般的な制限 |
|---|---|
| サイズ | 55cm x 40cm x 25cm |
| 重量 | 7-10kg |
必ず搭乗する航空会社の公式ウェブサイトで最新の情報を確認しましょう。制限を超えると、追加料金や預け入れを強いられる可能性があります。
液体制限に注意
国際線の液体制限は厳格です。以下の点に注意しましょう:
- 100ml以下の容器に入れる
- すべての液体をクリアな1リットルの密閉袋に入れる
- 必要最小限の液体のみ持ち込む
貴重品(絶対に忘れてはいけないもの)

次に、海外旅行用の必需品について見ていきましょう。
- パスポート(有効期限&ビザの確認)
- 航空券 / eチケット(アプリ or 紙で準備)
- クレジットカード / 現金(現地通貨)
- スマホ & 充電器(SIMカードやeSIM設定もチェック)
- 旅行保険の証書(印刷 or スマホ保存)
- ホテルの予約確認書 / 交通チケット
機内での快適グッズ
ここでは、長時間フライトをより快適にするアイテム を紹介していきます。
ただし、「すべてのものが絶対必要!」というわけではありません。「これがあると便利!」と思えるアイテムを見つけて、より快適な機内時間を過ごしてください。
| アイテム | 選び方 | 利点 |
|---|---|---|
| ネックピロー | 空気式や低反発、折りたたみ式 | 首の負担を軽減し、睡眠の質アップ |
| アイマスク | 軽量・遮光性が高いもの | 光を遮って睡眠をサポート |
| ノイズキャンセリングヘッドフォン | ワイヤレス・コンパクト | 機内の騒音をカット |
ネックピロー
長時間のフライトでも快適に過ごすためには、適切な旅行用枕が重要です。首や頭をサポートし、良質な睡眠を取ることができます。
U字型のネックピローもいいですが、嵩張る&意外と首から逃げることが多いので個人的にはこういったものがおすすめです。
アイマスク
機内では周囲のスクリーンや読書灯が気になり、熟睡できないことがよくあります。アイマスクを使えば、しっかり光を遮断し、快適な睡眠が取れます。
頭をぐるっと優しく包み込むので、圧迫感が無く快適な上に、遮光性も高いので私はこちらを愛用しています。
ノイズキャンセリングヘッドフォン
最新の技術を搭載したヘッドフォンは、エンジン音や周囲の会話をカットし、静かな環境を作り出しますので、予算に余裕がある方は少し奮発して質の良いものを買うのを個人的にはお勧めします。
映画や音楽を楽しむ方はノイズキャンセリングヘッドフォンがあるとないかでは快適さがかなり変わります!
ノイズキャンセリングヘッドフォンの選び方
| 特徴 | 重要度 | 説明 |
|---|---|---|
| バッテリー持続時間 | ★★★★★ | 長時間フライトでも使用可能な持続時間 |
| 音質 | ★★★★☆ | クリアな音質で音楽や映画を楽しむ |
| 装着感 | ★★★★☆ | 長時間の使用でも快適な装着感 |
| 折りたたみ機能 | ★★★☆☆ | 収納しやすいコンパクト設計 |
快適性を高める便利アイテム
飛行機旅行をより快適にするために、以下のアイテムを持参することをおすすめします:
| アイテム | 利点 | 注意点 |
|---|---|---|
| スリッパ | 足の快適性を向上 | 足の臭いがない場合のみ |
| 圧迫ソックス | 血行促進、むくみ防止 | サイズを正確に選ぶこと |
| ブランケット or 大判ストール | 寒さ対策 | コンパクトなもの |
| 空のウォーターボトル | セキュリティ通過後に補充可能 | 割れないものが望ましい |
| 睡眠サプリメント | 時差ボケ対策、睡眠の質向上 | 医師に相談の上使用 |
| フットレスト | 足のむくみ防止、姿勢改善 | 航空会社の規則を確認 |
スリッパ
機内で快適に過ごすなら、持ち運びしやすいスリッパを1足用意するのがおすすめです!
特にエコノミークラスでは足の圧迫感を軽減し、むくみ対策にもなります。
また、トイレに行く際も靴を履き直す手間がなくスムーズに移動できるのが便利です。コンパクトに折りたためるタイプや、滑りにくい素材のものを選ぶと、より快適に使えます。
圧迫ソックス
長時間同じ姿勢でいると足がむくみやすくなりますが、圧迫ソックスがあるとかなり楽になります。血行をサポートしてくれるので、足のだるさが軽減される感じがします。
サイズ選びは少しタイトめのほうが効果を感じやすいですが、苦しくないものを選んでください。
ブランケット or 大判ストール
機内の寒さ対策として、ブランケットや大判ストールの持参をおすすめします。航空会社によっては、機内でのブランケットの貸し出しを行っていない場合があります。例えば、LCC(格安航空会社)では、ブランケットの提供がないことが一般的です。念の為、コンパクトなブラケットやストールを持って行くと快適です。
カーデガンや長袖の上着でももちろん大替可能ですので、機内持ち込み荷物に入れ忘れないように🙂
空のウォーターボトル
飛行機の中はとにかく乾燥しがちなので、水分補給は超大事。
保安検査を通過してから空港で水を入れればOKなので、空のボトルを持って行くのがスマートです。
軽くて割れにくいステンレス製や、折りたたみ可能なタイプが旅行には便利。
睡眠サプリ
長時間のフライトや旅先での時差ぼけ対策として、睡眠サプリメントを活用するのも効果的です。
寝ると時間も早くすぎるので、寝れないためのお守り的な感じで持って行くと良いです。
フットレスト
コンパクトに折りたためるタイプなら、荷物の邪魔にならず持ち運びも便利です!足の疲れやむくみが気になる方には、ぜひおすすめしたいアイテムです。
ただし、航空会社や座席の場所によっては使用が制限される場合 があります。
とく私が身長が低いのでぶらぶらした足をしっかり支えることで、腰や膝への負担を軽減できますし、寝やすいです。
下記のようなものも良いですが、前の座席の人に振動が行くので注意です。
乾燥・むくみ対策
保湿クリーム
飛行機に乗ると、どうしても気になるのが機内の乾燥ですよね。実は、機内の湿度はおよそ20%以下。これは砂漠のような環境に近いとも言われていて、知らないうちに肌や唇、喉がカサカサになりがちです。
私自身も以前は機内の乾燥をあまり気にしていませんでしたが、フライトのたびに肌荒れがひどくなったので保湿するようになりました。
容量は100ml以下であれば持ち込みできます!
リップクリーム
私は韓国コスメのLANEIGEを持っていって、こまめに塗り直しています。
フェイスミスト
機内での時間を有効活用するアイテム
次に、機内での時間を有効活用するためのアイテムについて見ていきましょう。これらのアイテムは、長時間のフライトを退屈せずに過ごすのに役立ちます。
| アイテム | 軽量性 | バッテリー持続時間 | 多機能性 | 目への負担 |
|---|---|---|---|---|
| 電子書籍リーダー | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
| タブレット | ○ | ○ | ◎ | △ |
| ノートパソコン | △ | △ | ◎ | △ |
| 雑誌や本 | ○ | – | △ | ○ |
電子書籍リーダー
電子書籍リーダーは、機内での時間を有効活用するための理想的なアイテムです。軽量でコンパクトな設計により、多数の本を持ち運ぶことができ、バッグのスペースを節約できます。長時間のフライトでも、目に優しい電子ペーパー技術により、快適に読書を楽しむことができます。
タブレット
1台あるとかなり便利なのがタブレット。
映画やドラマをダウンロードしておけば、機内の時間があっという間に過ぎます。電子書籍を読んだり、軽いゲームでリラックスしたりと、使い方はいろいろ。
オフライン作業はもちろん、機内Wi-Fiが使える便ならネット検索もできるので、ちょっとした調べ物にも活躍してくれます。
ノートパソコン
仕事や作業をしたい人にはノートパソコンもマストアイテム。
プレゼン資料の整理やメールチェックなど、移動時間を有効活用できますし、タブレットよりも大画面で映画を楽しめるのも◎。
携帯用充電器
スマートフォンやタブレットなどのデバイスを常に使用可能な状態に保つため、携帯用充電器は必須アイテムです。
- 容量10,000mAh以上のものを選ぶ
- 複数のUSBポートがあるものが便利
- 航空会社の規定に適合しているか確認する
雑誌や本
従来の紙の雑誌や本も魅力的な選択肢です。電子機器の使用が制限される離着陸時にも楽しむことができ、目の疲れを軽減できます。
気になる乾燥・衛生対策に!
長時間のフライトでは、快適さだけでなく、健康や衛生面のケアも欠かせません。ここでは、私が実際に機内に持ち込んでよかったと感じたアイテムをご紹介します。
| アイテム | 特徴 | 利点 |
|---|---|---|
| 除菌ウェットティッシュ | コンパクト、使い捨て | 周囲の衛生管理が簡単 |
| マスク | 軽量、使い捨て/再利用可能 | 感染予防、喉の保護 |
| 携帯用歯ブラシセット | コンパクト、オールインワン | 口腔ケアが簡単 |
| ハンドクリーム | 小型チューブ、保湿効果 | 手の乾燥防止 |
除菌ウェットティッシュ
飛行機内は閉鎖空間のため、衛生管理が重要です。除菌ウェットティッシュは、座席のテーブルやアームレストなど、頻繁に触れる場所の除菌をすると風邪予防にもなって◎。
マスク
長時間のフライトでは、マスクの着用が推奨されます。乾燥した機内の空気から喉を守り、周囲の人々からの飛沫感染を防ぐ効果があります。
携帯用歯ブラシセット
長時間のフライトでは、口腔ケアも重要です。コンパクトな携帯用歯ブラシセットがあれば、機内でも簡単に歯磨きができます。
ハンドクリーム
機内の乾燥した空気は肌にも影響を与えます。小さなチューブタイプのハンドクリームを持参し、定期的に塗ることで、手の乾燥を防ぎます。
これらに加えて、目薬と日焼け止めも重要なアイテムです。目薬は乾燥による目の不快感を和らげ、日焼け止めは窓からの紫外線から肌を守ります。
機内での身だしなみを整えるアイテム
長時間のフライトでも、目的地に着いたときに「ちゃんとしてる感」を保ちたいですよね。そんな時に役立つ、私のおすすめ身だしなみグッズをご紹介します。
折りたたみヘアブラシ
まず一つ目は、折りたたみタイプのヘアブラシ。
コンパクトなのでポーチにすっぽり入るし、座席でさっと髪を整えるのにも便利。機内の乾燥や静電気で髪がパサつきがちですが、豚毛のブラシがあるとスッとまとまります。
ハンドミラー(小さな手鏡)
次におすすめなのが小さなハンドミラー。
トイレが混んでいたり、席を立つのが面倒なときでも、さっと鏡を取り出せば簡単にチェックできます。
例えばこんなときに便利:
- メイクの崩れチェック&お直し
- コンタクトレンズの装着
- 前髪や後れ毛の整え
ちょっとしたアイテムですが、あるだけで「ちゃんと感」が変わってきます。
緊急時に備えるアイテム
常備薬
飛行機旅行中の緊急時に備えて、常備薬を携帯することは非常に重要です。以下は、キャリーオンに入れておくべき主な薬のリストです:
- 頭痛薬
- 胃腸薬
- 酔い止め薬
- アレルギー薬
- 持病の処方薬
小さな薬ケースにまとめて収納すると便利です。また、液体の薬は100ml以下の容器に入れ、透明な袋に入れる必要があります。
予備の下着と靴下
予期せぬ遅延や荷物の紛失に備えて、予備の下着と靴下をキャリーオンに入れておくことをお勧めします。
| アイテム | 推奨数 |
|---|---|
| 下着 | 2-3枚 |
| 靴下 | 2-3足 |
貴重品用ポーチ
貴重品は常に手元に置いておくべきです。以下のアイテムを収納できる小さなポーチを用意しましょう:
女性用品
生理用品
生理用品は、予期せぬ事態に備えて必ず携帯しましょう。
- タンポン
- ナプキン
- 生理用ショーツ
メイク用品
| アイテム | 用途 |
|---|---|
| コンシーラー | 疲れた目元をカバー |
| リップグロス | 唇に潤いを与える |
| パウダー | メイク直しに便利 |
その他の便利アイテム
- ヘアゴム・ヘアピン:長髪の方は機内で髪をまとめるのに便利です
- 香水のサンプルサイズ:到着後のリフレッシュに
まとめ
ここまで、機内に持ち込むべきアイテムや、フライト中の快適さを保つコツ、さらには緊急時に役立つアイテムまでご紹介してきました。
ちょっとした工夫と準備で、長時間のフライトもグッと快適になります。到着後もスムーズに動けるので、旅のスタートから気持ちよく過ごせますよ。
旅の準備はつい後回しにしがちですが、今回紹介したアイテムを参考に、自分にぴったりのキャリーオンバッグを整えてみてくださいね。
しっかり準備しておけば、旅がもっと楽しく、もっとスマートになります。
次の旅行では、この記事の内容をぜひ活かしてみてください!




