
「せっかく一時帰国するけど、免許の更新期間はまだ先…」
でも実は、条件さえ満たせば更新期間前でも日本の運転免許証を更新できるんです。
海外在住の方は、次の帰国がいつになるかわからないことも多いですよね。この記事では、帰国時にスムーズに免許更新を済ませるための方法・必要書類・注意点などを、わかりやすくまとめてご紹介します!
そもそも更新期間っていつ?
日本の運転免許証の更新期間は、誕生日の前後1ヶ月の2ヶ月間が原則です。
例:誕生日が8月15日の場合 → 7月15日〜9月15日が更新期間
ただし、海外に長期滞在している場合は、このルールが少し変わってくるんです。
海外在住者は“特例”で更新期間前でもOK!
日本の公安委員会は、海外在住者に対して以下のような「特例更新制度」を設けています。通常は「誕生日の前後1ヶ月(=約2ヶ月)」が更新期間ですが、それに関係なく手続きできます。
私も実際まだ1年有効期限が残っている状態で一時帰国した際に更新しました。
更新期間前に更新できる条件
- 海外赴任中など正当な理由がある場合
- 一時帰国のタイミングが更新期間に重ならない

必要書類はこれ!
手続きには以下の書類が必要です:
| 書類 | 詳細 |
|---|---|
| 有効な日本の運転免許証 | 現在持っているもの |
| パスポート | 渡航歴の確認のため |
| 在留証明書 or 滞在証明書 | 在留証明書:日本大使館 or 領事館で取得。滞在証明:自分で準備 |
| 申請用紙 | 会場で記入することが多い |
| 写真(必要に応じて) | 窓口で撮影される場合も |
| 手数料(3000〜4000円程度) | 現金 or キャッシュレス決済 |
💡ワンポイント: 事前に各都道府県の運転免許センターのウェブサイトで必要書類を確認しておくと安心!
滞在証明書の例
滞在証明書に必要な記載項目は次のとおりです。
- 一時帰国者の氏名・生年月日・日本での滞在先住所
- 一時帰国者と証明する人の続柄
- 一時帰国者が居住(滞在)している国名と、その国に居住(滞在)を始めた年月日
- 一時帰国者の日本での滞在先住所への滞在期間
- 滞在証明書の作成年月日
- 滞在証明書を書いた人の住所・氏名
- 滞在証明書の宛先 「OOOO県公安委員会 殿」

どこで手続きできるの?
- 運転免許センター(本所)
- 一部の警察署(ただし即日交付できない場合も)
注意: 海外特例による更新は、すべての警察署でできるわけではありません。運転免許センターに行くのが確実です。
手続きの流れ

- 事前に免許センターのHPで「海外滞在者の更新」を確認
- 必要書類を持って帰国
- 免許センターで更新申請
- 視力検査・写真撮影・講習(優良・一般で異なる)
- 新しい免許証をその場で受け取り or 後日受け取り
⚠ 注意すべきポイント
- 帰国後すぐに手続きできるように書類は事前準備がマスト
- 在留証明書には発行日からの有効期間あり(通常3ヶ月)
- 一度でも無免許や違反があると更新できない場合あり
- 失効している場合は手続きが変わります。
特例更新の有効期限は通常とちょっと違う!
一時帰国で「更新期間前」に免許を更新した場合、有効期限の考え方が通常とは異なります。ここ、ちょっとややこしいので要チェック!
有効期間のルール
| 運転者区分 | 有効期間の起点 | 有効期限 |
|---|---|---|
| 優良運転者 / 一般運転者 | 更新手続きをした日 | その日から5回目の誕生日+1ヶ月後まで |
| 違反運転者 / 初回更新者 | 更新手続きをした日 | その日から3回目の誕生日+1ヶ月後まで |
例:
- 優良運転者(誕生日が8月10日)が2025年6月1日に特例更新をした場合
→ 有効期限は 2030年9月10日まで(5回目の誕生日+1ヶ月)
- 違反運転者(誕生日が5月1日)が2025年2月15日に更新した場合
→ 有効期限は 2028年6月1日まで(3回目の誕生日+1ヶ月)
よくある質問(FAQ)
Q1:一時帰国中、更新期間前でも免許センターは受け付けてくれるの?
はい。特例更新の対象者であれば、受け付けてもらえます。事前に予約が必要な都道府県もあります。
Q2:海外から在留証明書を取るにはどうしたらいい?
お住まいの国にある日本大使館または領事館に申請し、郵送または窓口で発行してもらいます。
Q3:更新後の免許証はすぐ受け取れるの?
ほとんどの運転免許センターでは即日交付されますが、警察署での手続きだと後日受け取りになることも。
Q4:更新後、日本を離れる前に免許証を受け取れなかったら?
代理受け取りは基本的に不可なので、余裕を持ったスケジュールで手続きしましょう!
おすすめリンク集(外部サイト)
まとめ:帰国時のチャンスを逃さないで!
更新期間にピッタリ合わせるのが難しい海外生活。でも、特例制度を知っておけば「更新できない!」という事態を防ぐことができます。
次の一時帰国が決まったら、早めに準備をスタートして、万全の状態で手続きに挑みましょう!




