免税

海外に連続2年以上滞在し、日本滞在が6か月未満なら、日本人でも「非居住者」として免税対象になります。

私自身、住民票を海外転出してから丸2年が経ち、先月実際に免税手続きを済ませてきました。そのリアルな経験を踏まえて、最新ルールをわかりやすく解説します。

こんな悩みを解決します

  • 海外在住だけど日本人。私も免税になる?
  • どの書類を揃えればいい?
  • レジで慌てないスムーズな手続き方法が知りたい!

日本人一時帰国者で「免税」を受けられる人とは?

1. 非居住者であること

日本国籍でも、海外に引き続き2年以上住所を有している場合は「非居住者」に該当。

この2年の連続性が最重要ポイント。途中で日本に長期滞在(6か月超)するとリセットされるので注意。 Ministry of Foreign Affairs of Japan

2. 日本滞在が6か月未満

帰国日から起算して6か月以内に再度出国する予定であること。

免税を受けるための必要書類

必要書類は2点。全て原本の提示が必須です。

  • パスポート(「帰国印」必要)
  • 在留証明(現地日本大使館/領事館発行)または 戸籍の附票の写し(本籍地自治体発行)

パスポートだけでは不可です。レジで100%2点とも提示を求められるので忘れずに携帯しましょう。

自動化ゲート利用時はパスポートに「帰国印」を忘れずに!

免税店が“6 か月未満の滞在”を確認する唯一の手がかりは、パスポートの入国(帰国)印です。
自動化ゲート(顔認証・指紋認証)を通過するとスタンプが省略されるため、次のように対応してください。

シーンやることワンポイント
自動化ゲートを通過した後すぐ近くの「審査場事務室」窓口で帰国印を押してもらう係員に「免税手続きで必要なので入国スタンプをお願いします」と伝えればOK。
有人ブースを選ぶ場合通常どおりスタンプが押されるので追加手続き不要。行列が短いときはこちらがラク。
すでに市中免税店へ行く直前に気付いた最寄りの入国管理局分室(空港内)や税関窓口に相談を。ただし難しいケースあり。到着時に押してもらうのが確実。

帰国印がなければ“非居住者”かどうか免税店が判断できず、免税不可になります。出国時の印(日本を出た日付)のみでは代替になりません。

在留証明&戸籍の附票の写しの取得方法

パスポート以外に揃えなきゃいけない書類は物によっては数日発行にかかるので余裕を持って準備することをお勧めします。

書類取得場所所要日数手数料ポイント
在留証明現地日本大使館・領事館1〜5日1000円前後住所&在留期間を証明。出国前に取得推奨
戸籍附票の写し本籍地自治体/コンビニ交付即日450円前後帰国後でも取得可。マイナカード必須

在留証明の取得方法は3つ

  1. 窓口
    • 来館予約 → パスポートと住所証明を持参 → 申請から1〜2時間で原本受け取り。
  2. 郵送
    • 申請書・パスポートコピー・住所証明・手数料・返信用封筒を総領事館へ郵送 → 約1〜2週間で書留返送。
  3. オンライン(e-証明書)
    • ORRネットで申請・クレカ決済 → 1営業日以内にPDFがダウンロード可。紙原本が求められる場面では自分で印刷して提出

私は両親と同一戸籍内なので、親にマイナンバーカードでコンビニで戸籍の附票を取得してもらいました。

免税ルール

購入額が1店舗1日あたり税抜5,000円以上

一般物品・消耗品とも最低額は同じ。消耗品は 上限50万円(税抜)、未開封のまま30日以内に国外持ち出しが条件。 110Financial SupportMLIT

私的使用&国外持ち出しが前提

転売目的や国内消費はNG。一般物品は開封可だが、最終的に国外へ持ち出す必要がある。

【最新】免税ルール早見表

項目2025年現在
適用税率消費税10%(食品は8%)が全額免除
最低購入額1店舗1日あたり 税抜5,000円以上
消耗品の上限税抜50万円/日・店舗
必須書類パスポート原本(日本入国印必須)+在留証明 or 戸籍附票(発行6か月以内)

店頭での免税手続き:失敗しない5ステップ

手順内容時短コツ
① レジ前に「Tax-Free」カウンターを探すない場合は店員へ「免税お願いします」免税対応レジは混みがち——開店直後が空いている
② パスポート&書類提示IC読み取りで自動登録コピーは不可。原本のみ有効
③ 購入品を分類一般物品/消耗品で袋を分ける消耗品は未開封タグを貼られる
④ 支払い(税抜価格)クレカ可・ポイント付与OKdポイント/楽天ポイントも付く
⑤ レシート保管帰国まで携帯税関で提示を求められるケース有

🛫 帰国時の注意
消耗品を開封していると課税&没収の恐れ。必ずスーツケース内未開封で。

購入可能な商品&NGパターン

✅ 買ってOK

  • 家電、PC、時計、衣料品、鞄、ジュエリー
  • 化粧品、医薬品、食品(消耗品枠・未開封)

❌ NG・注意

  • 日本滞在中に使ったコスメ → 免税無効
  • 転売目的の大量購入 → レジで拒否+ブラックリスト
  • 30日以内に海外へ持ち出さない消耗品

よくある質問10選

QA
在留2年をどうカウント?出国手続き日または在留証明の記載開始日。複数国滞在でも連続していればOK。
ビザ更新中でも使える?在留期間が書類で示せれば問題なし。
6か月以内に再訪日したら?通算滞在日数が6か月を超えると免税不可。
戸籍謄本ではダメ?免税要件を満たすのは戸籍附票のみ。謄本は不可。
電子レシートでも大丈夫?税関提示は紙レシート推奨。電子のみの場合はスクショ保存を。
家族が代理購入できる?原則パスポート名義人のみ。家族カードは不可。
領収書は英語でもいい?日本の税関では日本語レシートで問題なし。
帰国後すぐ海外転出届を出す必要は?免税には影響しないが、住民税・健康保険の観点で出すのが得策。
中古品は免税になる?新品のみ対象。中古は消費税が含まれる。
オンライン購入は?オンライン免税は観光客限定。日本人一時帰国者は対象外。

今日からできる3つの準備

旅程確定▶︎在留証明オンライン予約

  1. 免税OK店舗”リストを作成(家電量販店・ドラッグストア・デパート)
  2. 消耗品は未開封でスーツケース直行ルールを家族全員で共有

まとめ:免税は“事前準備×ルール遵守”で100%成功する

  • 海外在住2年以上+滞在6か月未満で免税OK
  • 在留証明 or 戸籍附票を忘れずに
  • 消耗品は未開封&30日以内に国外持ち出し

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