
ニュージーランドは大自然が広がる国で、キャンピングカーを利用すれば自由に移動しながら観光を楽しめます。美しいビーチや山岳地帯、湖のそばなど、好きな場所で宿泊できるのが魅力です。
しかし、レンタル会社が多く「どこで借りるのがベスト?」と迷うことも。
そこで今回は、ニュージーランドのキャンピングカー旅の魅力、費用の目安、おすすめのレンタル会社を詳しく紹介します。
キャンピングカー旅の魅力

キャンピングカーでの旅行は、自由度が高く、自然の中での特別な体験ができ、コストを抑えた旅行が可能です。宿泊費を気にせず、行きたい場所に自由に行けるのは、大きな魅力のひとつです。
また、キッチンを使って現地の食材で料理を楽しんだり、アウトドアアクティビティに挑戦したりと、旅を充実させる要素がたくさんあります。
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 自由な旅程 | ホテルの予約不要、行きたい場所で自由に停泊できる |
| 宿泊費の節約 | 宿泊と移動手段がセットでコストを抑えることができる |
| 絶景スポットで宿泊 | ビーチや山岳地帯など、自然の中で特別な宿泊体験ができる |
| 自炊が可能 | キッチンが完備されており、外食費を節約しながら現地の食材を楽しめる |
| 快適な車内泊 | 車内で寝るため、手軽に寝泊まりでき、設備も整っている |
どういった人におすすめか

キャンピングカー旅は、以下のような方に特に向いています:
- 自由な旅程を楽しみたい人
宿泊先や行き先を事前に決めず、思い立った場所で泊まりたい方にぴったりです。
- 自然を満喫したい人
美しいビーチや山岳地帯、湖の近くで宿泊し、大自然を身近に感じたい方におすすめです。
- コストを抑えつつ快適に旅したい人
宿泊費を節約しつつ、キッチン完備の車で現地の食材を楽しみながら快適に過ごしたい方。
- アクティブな旅を楽しみたい人
トレッキングやカヤックなどのアウトドアアクティビティを自由に組み合わせて楽しみたい方に最適です。
- 家族やグループ旅行を計画している人
自分たちのペースで移動しながら、共同で車内で過ごすことができるため、家族やグループでの旅行に便利です。
キャンピングカーのレンタル費用
キャンピングカーの費用は、車の種類やシーズンによって異なります。
| レンタル期間 | 格安レンタル(JUCYなど) | 中級レンタル(Britzなど) | 高級レンタル(Mauiなど) |
|---|---|---|---|
| 1日当たり | 約NZD $70~150(約7,000~15,000円) | 約NZD $150~250(約15,000~25,000円) | 約NZD $250~400(約25,000~40,000円) |
| 1週間 | 約NZD $490~1,050(約49,000~105,000円) | 約NZD $1,050~1,750(約105,000~175,000円) | 約NZD $1,750~2,800(約175,000~280,000円) |
その他の費用
- 燃料代:NZD $2.50~3.00/L(ガソリン価格による)
- キャンプサイト利用料:無料(フリーダムキャンプ)~NZD $10~50/泊
- 保険オプション:NZD $10~30/日
交通事情やガスに関してはこちらで詳しく解説しています。
ニュージーランドでおすすめのキャンピングカーレンタル会社
Travellers Autobarn(トラベラーズ・オートバーン)【長期レンタル向け】

対応エリア:オークランド、クライストチャーチ
価格帯:中価格帯
- 長期レンタル割引あり
- キャンピングカーだけでなく、ステーションワゴンも選べる
- 若干古めの車両が多いが、設備は十分
Britz(ブリッツ)【初心者におすすめ】

対応エリア:オークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウン
価格帯:中~高価格帯
- 車両が清潔で設備が充実している
- ファミリー向けの広めの車両が多い
- 24時間のロードサポート付きで安心
Maui(マウイ)【高級で快適な旅をしたい人向け】

対応エリア:オークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウン
価格帯:高価格帯
- 高級感のある広々とした車両
- ほぼ新車レベルのキャンピングカーが多い
- トイレ・シャワー付きのモデルが豊富
Spaceships(スペースシップス)【コンパクトで手軽に旅したい人向け】

対応エリア:オークランド、クライストチャーチ
価格帯:低価格帯
- 小回りが利くので狭い道でも安心
- コンパクトな車両で気軽に運転できる
- 車内で寝るスタイルなので、シンプルな旅向き
JUCY(ジューシー)【コストを抑えたい人向け】

対応エリア:オークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウン
価格帯:低~中価格帯
- ポップなデザインの車両
- 小型車が多く、初心者でも運転しやすい
- 価格がリーズナブルでバックパッカーに人気
キャンピングカーを借りる際の注意点
国際免許証を取得する
ニュージーランドで運転するには、国際運転免許証が必要です。日本で事前に取得しましょう。
保険オプションを確認する
事故や故障に備えて、レンタル会社の保険プランを確認し、必要に応じて加入することをおすすめします。
キャンプサイトの予約を忘れずに
自由に旅ができるとはいえ、キャンプサイトの事前予約が必要な場合もあります。特に夏のハイシーズン(12月~2月)は混雑するため、早めに計画を立てることが重要です。
ガソリン代や高速料金を考慮する
レンタル料金以外にも、ガソリン代や有料道路の費用がかかります。特に長距離移動をする場合は、予算に余裕を持たせましょう。
フリーダムキャンプのルールを守る
ニュージーランドでは、許可された場所のみでキャンピングカー宿泊が可能です。禁止されているエリアでの宿泊は罰金の対象となるため、事前にキャンプ可能な場所を確認しましょう。
まとめ
| レンタル会社 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|
| Britz | 初心者でも安心、高品質な車両 | 中~高 |
| Maui | 高級感のある快適な旅 | 高 |
| JUCY | コスパが良く、バックパッカー向け | 低~中 |
| Travellers Autobarn | 長期レンタル向け | 中 |
| Spaceships | コンパクトでシンプルな旅向け | 低 |
ニュージーランドの広大な自然をキャンピングカーで巡る旅は、一生の思い出になること間違いなしです。
自分の旅のスタイルや予算に合ったレンタル会社を選び、快適なロードトリップを楽しんでください。




