「ワーキングホリデー」と聞くと、20代の若者が海外で自由に過ごすイメージを持っていませんか?

でも実は、30代でもワーホリを活用して新しいキャリアや人生を築くことは十分に可能です。

「海外に住んでみたいけど、今さらワーホリってどうなの?」
「30歳を過ぎてからのワーホリは、現実的に意味がある?」
「仕事探しやビザ、住まいの確保…不安要素が多すぎる!」

私自身、30代でワーホリを決意し、ニュージーランドで新しいキャリアを築きました。 ワーホリ後に現地で5年の就労ビザを取得しています。

このブログでは、30代でワーホリを成功させるために必要な準備、実際の生活、仕事探しのリアルな体験談を詳しく解説します。

ワーホリ?ギリホリってなに?

ワーキングホリデー(ワーホリ)は、18〜30歳までの若者が海外で働きながら滞在できるビザ制度。目的は「休暇+仕事+異文化体験」で、アルバイトなどの就労が認められています。

ギリホリ(ぎりほり)とは、ワーホリの年齢制限ギリギリ(30歳)でビザを申請し、31〜32歳で渡航することを示します。ワーホリビザは「申請時30歳までOK」なので、取得後1年以内なら渡航可能です。

つまり、30歳で申請 → 31歳でビザ取得 → 32歳で渡航もOK!

実は、30歳ギリギリでワーホリに行く人も多いです。社会人経験があるからこそ、計画的に動けて成功しやすいのが30代の強みになります。

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30代でワーホリを決意した理由

幼少期から海外で暮らしたい夢があった

私は3歳から8歳までアメリカで暮らしていました。子どもの頃から海外での生活が当たり前だったので、日本に帰国してからも「いつかまた海外に住みたい」と強く思っていました。

キャリアの中で海外勤務を目指していたが、実現できなかった

大学卒業後は外資系企業に勤め、海外のヘッドクォーターとやり取りする仕事をしていましたが、「現地オフィスで働く」チャンスがなかなか得られなかったんです。

「会社に任せるだけじゃなく、自分の力で移住を目指そう!」と決意し、ワーホリという選択肢を選びました。

30代でワーホリは遅い?

30歳でギリホリするメリット
30歳でギリホリするメリット
  • 社会人経験を経てコミュニケーションスキルが身についている
  • 目的意識が明確 → 「キャリアアップ」や「移住準備」など、ただ遊ぶだけでなく将来につなげやすい
  • 金銭的に余裕がある → 20代より貯金がある人が多く、選択肢が広がる
  • 社会人経験が活かせる → 計画的に動けるため、仕事探しが有利

「ワーホリって20代向けのものだよね?」という疑問を持つ方も多いと思いますが、30代でワーホリに行くのは全く遅くありません。

ワーホリはあくまで1年のビザであり、その後のキャリアをどうするかを考えることが重要です。適切に準備をすれば、30代でも十分に成功できますし、人生を大きく変えるチャンスにもなり得ます。

むしろ、20代よりも社会経験が豊富で計画的に動けるのが30代の強みです。

ワーホリ前に準備したこと

ビザの制度を徹底調査

ワーホリビザは国によってルールが異なるため、事前に細かく調べました。

  • 申請条件や年齢制限を確認する
  • 就労ルールを把握し、働ける期間や制限を理解する
  • ビザ延長の条件を調査し、長期滞在の可能性を考える

特に、就労ビザや学生ビザへ切り替える可能性も視野に入れ、複数の国の制度を比較しました。

キャリアプランを立てる(複数の選択肢を用意)

ワーホリは短期間で終わるため、長期的なプランをしっかり立てることが大切です。

私の場合、海外永住を目指していたのでワーホリ中に仕事を見つけて就労ビザを取得できなかった場合に備えて、複数のプランを考えていました。

  • プランA:ワーホリ中に仕事を見つけて就労ビザを取得
  • プランB:ニュージーランドで学生ビザに切り替えて、1年半の学生生活を経て就労ビザを取得
  • プランC:カナダの大学院に進学して永住権を取得
  • プランD:オーストラリアに渡り学生ビザに切り替えて、就職を目指す(可能性は低いが選択肢として)

複数のプランを用意することで、どんな状況にも対応できる準備ができました。

仕事がありそうな街をリサーチ

ワーホリでは「どの街に住むか」がとても重要です。都市によって仕事の種類や雇用の多さが異なるため、以下のポイントを基準に比較しました。

  • 求人が多いエリアを選ぶ
  • 自分の経験を活かせる業種が盛んな地域を調べる
  • 家賃や物価の違いを確認し、生活コストを考慮する

資金計画(生活費の目安と必要な貯金額)

ワーホリをするためには、事前に最低でも6か月分の生活費を準備しておく必要があります。どの国でも生活費は地域や住む場所によって大きく異なるため、事前にしっかりと調べることが重要です。

ニュージーランドの生活費の目安(1ヶ月)

  • 家賃(シェアハウスの場合):NZD 800〜1,200(約7万〜11万円)
  • 食費:NZD 300〜500(約3万〜5万円)
  • 光熱費・通信費:NZD 100〜200(約1万〜2万円)
  • その他(日用品、交際費など):NZD 300〜500(約3万〜5万円)

最低でもNZD 10,000(約90万円)は貯金しておきましょう。

これは万が一、すぐに仕事が見つからなくても安心して生活できるためです。

私はカフェなどでアルバイトをしたくなかったので、日本在住中に日本企業とリモートワーク契約を結んで、ワーホリ中の生活費をサポートすることにしました。

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就職活動の準備

  • 英語の履歴書を準備
    ニュージーランドの求人に応募する際に、履歴書とカバーレターは現地の基準に沿った内容にする必要があります。私はプロの履歴書作成サービスを利用しました。

  • 求人情報をリサーチ
    どの業界で仕事を探すか、求められるスキルや資格は何か、事前に調べておきました。

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ワーホリビザの期間内で仕事を見つけるのは簡単ではありません。そのため、求人サイトだけでなく、リクルートメントエージェント(人材紹介会社)にも登録して、現地で働くチャンスを広げることが大切です。

LinkedInでのネットワーキング

LinkedInはプロフェッショナルネットワーキングの重要なツールです。履歴書を更新したら、採用担当者に直接メッセージを送ることも有効です。特に、現地の企業や求人市場の情報を得るためには、直接アプローチすることが非常に効果的です。

就職活動の実践的なコツ

  • ネットワーキングイベントやカジュアルなミートアップに参加し、現地での人脈作りをしましょう。
  • LinkedInだけでなく、InstagramやFacebookのコミュニティにも積極的に参加してみてください。
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健康管理:事前に準備を整えた

  • 歯の治療(海外で歯科治療を受けるのは高額であり、予約も取りにくいため、渡航前に治療を終えておくことをおすすめします)
  • 婦人科検診(渡航前に検診を受けて、心配事を減らしましょう)
  • 持病があれば、薬の処方を多めに準備(海外で処方を受けるのが難しい場合があるため)

お金の管理

20代では「節約重視」で生活していましたが、30代では「必要なものにはお金をかける」考え方にシフト。住環境や食生活の質を上げることで、無理なく長期的に海外生活を続けられるようになりました

仕事の探し方

20代のワーホリでは「現地でアルバイトを探す」ことが中心でしたが、30代ではキャリアを意識し、リモートワークを続けながら現地の仕事を探すスタイルに変更。LinkedInやリクルート会社を活用し、将来につながる仕事を見つける努力をしました

30代ワーホリで友達はできるのか?

結論から言うと、友達はできます! でも、20代のワーホリと比べると少し違ったアプローチが必要です。

積極的なコミュニケーションが鍵

友人を作るためには、自ら積極的にコミュニケーションを取る姿勢が大切です。例えば、語学学校でのクラスメイトや職場の同僚に話しかけたり、現地のイベントやサークルに参加することで、自然と交友関係が広がります。

私が友達を作った方法

① シェアハウスに住む
→ 最初の友達はルームメイト!日常的に話すので、自然と仲良くなれます。

② 仕事を通じて知り合う
→ 私は現地企業で働きながら友達を作りました。

③ Meetup・Bumble BFF・Facebookグループを活用する
→ 「ハイキング・アウトドアのグループや」やFacebookでの友達作りを目的にしたグループに参加すると、外国人の友達も増えます!

今の現状

現在は、ニュージーランドのマーケティング会社に勤務し、5年の就労ビザを取得

企業のデジタルマーケティングやブランディングに関わりながら、現地でのキャリアを築いています。

今後は永住権の申請を目指しつつ、現地でのキャリアをさらに発展させていく予定です✨

30代でワーホリに挑戦する人へのメッセージ

「30代でワーホリに行くのは遅い?」という不安を感じているあなたへ、私は強く挑戦することをおすすめします。年齢に関係なく、しっかり準備をすれば、ワーホリは新しい人生を切り開くための素晴らしい手段です。

私自身、ニュージーランドでワーホリを経て、5年間の就労ビザを取得し、今では永住権申請を目指しています。

30代はまだまだ若いですし、この記事が皆様の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです😀

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