
ニュージーランドのワーキングホリデー(通称ワーホリ)は、異文化体験や英語の習得、さらには自然豊かな環境でのんびりと過ごすことができるという点で、多くの若者に人気があります。
ワーホリは主に18歳から30歳までの若者に提供されており、1年間(場合によっては延長も可能)ニュージーランドに滞在し、働きながら旅を楽しむことができます。
取得から1年以内に入国すればいいので、私は30歳の時の申請し、31歳で入国予定でしたが、コロナの影響で国境制限が終わった33歳で入国しています。
この記事では、そんなニュージーランドのワーホリに関する最新の情報を掘り下げ、ビザ取得の流れから現地での仕事、生活費まで詳しく紹介していきます。
ワーキングホリデービザの基本情報
基本情報
日本人がニュージーランドのワーキングホリデービザを申請する場合、申請時に18歳から30歳であることが条件です。30歳の誕生日を迎える前に申請を完了させる必要があります。
例: 30歳の誕生日の1日前までにビザ申請を完了すれば、31歳になってからでも入国可能です。
ビザの使用は1回限り
ニュージーランドのワーキングホリデービザは基本的に1回限りしか使用できません。
一度取得したビザでニュージーランドを訪れた場合、次に申請することはできません。
ただし、特定の条件を満たせば、ビザの延長や追加申請が可能な場合もあります。
ビザの有効期間と条件
このビザでは、ニュージーランドに最大12か月間滞在することが可能です。この期間中、観光やアルバイトをすることができます。
ワーキングホリデービザの申請手順
申請手順
ビザの申請は基本的にオンラインで行われ、簡単に申請できるため、非常に便利です。以下は申請手順の流れです。
1. オンライン申請
ニュージーランド移民局の公式ウェブサイトから申請を行います。アカウントを作成し、必要な情報を入力します。
2. 必要書類の提出
申請の際、次の書類を提出する必要があります。
- パスポートのコピー(残存期間:入国日より1年3ヶ月以上)
- 公的な身分証明書(運転免許証や健康保険証など)
- クレジットカード
なお、申請料はかかりませんが、ビザ申請時に別途国際観光税NZ$100(9,000円)が必要です。
申請後に求められる情報
健康状態
申請者は、重大な健康問題がないことが条件です。場合によっては健康診断が必要になる場合もありますが、通常は医療診断の証明は提出不要です。
健康診断が必要な場合は連絡がきます。
無犯罪証明書
申請者は重大な犯罪歴がないことが条件です。通常、無犯罪証明書の提出は必須ではありませんが、必要に応じてニュージーランド移民局からの要請がある場合があります。
ビザ承認までの期間
申請が完了すると、通常は2週間から数週間でビザの承認が下りることが多いです。ただし、申請の混雑具合や提出書類の不備などによっては、処理が遅れることもあります。
ニュージーランド大使館
〒150-0047 東京都渋谷区神山町20-40
TEL : 03(3467)2270 ( 9:30am~12:00pm/月~金 ) FAX : 03(3467)2278
ビザ取得後に準備しておくもの
無事にビザを取得できたら、次はニュージーランドでの準備を進める必要があります。
ここでは、ビザ取得後に知っておくべき重要なポイントを紹介します。
健康保険の加入
ニュージーランド滞在中に医療費が発生した場合に備え、滞在期間中有効な医療保険に加入することが求められています。
これは事故や病気になった場合に自己負担を避けるための必須条件です。
使用した保険会社:Orbit Protect
往復航空券、または帰国のための資金証明
ニュージーランドからの往復航空券を持っているか、もしくは帰国用の航空券を購入するための資金を証明する必要があります。
所持資金とは別に、帰国の手段が確保できていることを示すためのものです。
- クレジットカードやデビットカード
クレジットカードの限度額やデビットカードの利用可能額を証明できる明細書を準備しておくとよいでしょう。
- 英文の銀行残高証明書
自分の銀行口座にNZ$4,200(またはそれ以上)の残高があることを示す証明書を、英文で取得しておく必要があります。現金を大量に持ち歩くのはリスクが高いので、銀行残高証明を用意することが推奨されます。
- 現金の所持
現金そのものを持参している場合、入国審査時に提示できるようにしておきましょう。ただし、安全のため、大量の現金を持ち歩くのは避け、銀行カードや電子マネーの利用も検討してください。
私は入国時提示を求められませんでしたが、念の為準備しておきましょう。
ビザ取得後の注意点
滞在期間の制限
ワーキングホリデービザの滞在期間は通常最大12か月ですが、特定の条件を満たす場合は3か月の延長が可能です。
ビザの再申請・延長
ニュージーランドでのワーキングホリデーは通常1回限りですが、条件を満たせば3か月の延長が認められる場合もあります。例えば、季節労働者として果物や野菜の収穫作業を一定期間行った場合に延長申請ができることがあります。
また、ニュージーランドでのワーホリが終了した後は、他のビザ(学生ビザや就労ビザ)への切り替えを検討することも可能です。
よくある質問(FAQs)
英語力が低くてもワーホリビザを申請できますか?
英語力はワーホリビザの申請要件ではないため、英語が苦手でも申請は可能です。ただし、現地での仕事探しや生活には一定の英語力があると便利です。
ビザの有効期間中に出国しても大丈夫ですか?
ワーホリビザはマルチプルエントリーで発行されるため、ニュージーランド滞在中に他国へ旅行し、再入国することが可能です。
ビザの申請条件や必要書類、手続きは随時変更されることがあります。このため、ニュージーランド移民局の公式サイトで最新の情報を確認し、申請前に条件をしっかり把握しておきましょう。




