
英語ができなくてもワーキングホリデーに行けるの?
結論から言うと、行けます!
でも、ただ行くだけでは少しもったいないかもしれません。
特に仕事をしたいなら、英語力はある程度必要です。
だからこそ、渡航前に少しでも英語に慣れておくことを強くおすすめします。
ワーホリで何を目指すかは人それぞれ。
英語を学びたいのか、仕事を通して新しい経験を積みたいのか、それとも異文化体験を楽しみたいのか——目的によって必要な準備も異なります。
私自身、27歳でオーストラリア、33歳でニュージーランドにワーホリで渡航してます。
現在はニュージーランドで現地の仕事に就き、5年間のビザを取得しました。
これまでの経験を通じて実感したのは、 ワーホリは「今しかできない」貴重な機会であり、思い切って挑戦することで多くの可能性が広がるということです。
この記事では、 ワーホリでの成功に必要な英語力や、目的に応じた準備方法を解説します。
ぜひ参考にしてみてください!
英語が話せなくてもワーホリに行くメリット
「英語力がゼロでもワーホリに行くメリットってあるの?」と思われるかもしれませんが、 英語ができなくても楽しめるワーホリの魅力はたくさんあります!
年齢制限があるので、今しか行けない!
ワーホリビザは基本的に 18歳から30歳までが対象です。
「英語ができるようになってから」と待っていると、行ける年齢を過ぎてしまう可能性もあります。英語力に自信がなくても、海外生活は一度のチャンス。逃すのはもったいないです!
思い切った決断があなたの未来を大きく変えるかもしれません。
2回目のワーホリは、コロナの国境制限の影響で33歳でニュージーランドに行きましたが、この年齢で行くのは結構勇気がいりました。
実際に生活することで英語力が伸びる
英語力ゼロでも、海外に住むことで日常的に英語に触れる機会が増えます。スーパーでの買い物やバスの乗り方などの基本的なやり取りから、少しずつ英語を学べます。
特にニュージーランドやオーストラリアはフレンドリーな国なので、言葉に詰まっても助けてもらえます。
努力次第で英語力はどんどん伸びます!
異文化体験や友達作りのチャンス
英語ができなくても、海外での新しい体験や出会いは大きな財産です。
語学学校やアルバイトを通じて、世界中の人々と交流し、異なる文化に触れることで視野が広がります。
英語以外のスキルも身につく
異文化理解、適応力、問題解決力など、英語以外にも多くのスキルが自然に身につきます。
これらは、将来的に大きな財産となるはずです。
ワーホリは自分を成長させる絶好の機会です!
海外に飛び込んで住む経験は、単に英語が上達するだけじゃなく、本当にかけがえのない貴重な体験です。
英語力がないままワーホリに行くデメリット

もちろん、英語が話せないままワーホリに行くことにはデメリットもあります。
選べる仕事が限られる
英語ができないと、仕事の選択肢が限られます。日本食レストランや清掃、農場の仕事は英語をあまり使いませんが、「ローカルな職場で働きたい!」 となると、英語力が求められます。
英語ができれば、接客やアパレルなどの仕事にも挑戦でき、より豊かな経験が得られます。
現地の人との交流が難しい
英語力がないと、 現地の人とのコミュニケーションも限られてしまうのが現実です。
ニュージーランドやオーストラリアのような移民の多い国でも、英語が話せないと、異文化交流の機会を活かせずに終わることが多いです。
実際に私もニュージーランド、オーストラリアで多くの人たちを見てきましたが、英語力が伸びない人ほど日本人同士で固まってしまい、現地の文化やライフスタイルにあまり触れられずに終わるケースも見受けられました。
ワーホリは現地の人々との交流を楽しむ絶好のチャンスなので、できる限りの準備をして、現地での出会いや文化体験を最大限に活かしましょう。
英語力が低くても仕事は見つかるのか

英語力ゼロだと厳しいですが、多少英語力が低くても、ワーキングホリデー中に現地で仕事を見つけることは可能です。
以下のポイントを参考にしてみてください:
日本食レストランや日本人向けの職場
日本食レストランや日本人経営のカフェ、ホテルなどは、英語力が低くても働きやすい職場です。
メニューや指示が日本語で提供されることが多いので、英語に自信がなくても仕事をこなせます。
農場や工場の仕事
オーストラリアやニュージーランドでは、ファームジョブ(農業)や工場など、英語があまり必要とされない職場もあります。
これらの仕事では、体力が求められますが、指示がシンプルで、簡単な英語がわかれば問題なく働けます。
清掃業やルームサービス
ホテルの清掃業やルームサービスなども、英語力が低くても可能な仕事の一つです。
特に観光地のホテルでは、日本人観光客が多い場合、日本語ができるスタッフが重宝されることもあります。
語学力を生かさない仕事で経験を積む
最初に英語力をあまり必要としない仕事で働きながら、日常の中で英語力を少しずつ向上させ、ローカルの職場への転職を目指すこともできます。
求人サイトや現地の日本人コミュニティを活用
日本語の求人情報があるサイトや、現地の日本人コミュニティを利用すると、英語力が低くても仕事を見つけやすいです。

NZ Daisuki
ニュージーランドでの生活や仕事情報を提供する便利なサイト。現地での就職活動に役立ちます。
リモートワークを見つける
現地で短期の仕事をすることを目的としない方にとって、リモートワークの案件を見つけることも一つの選択肢です。
私はオーストラリアワーホリの際は、カフェの仕事をしていました。
2回目のワーホリのニュージーランド渡航時は、日本国内にいる時に日本のリモートワーク案件をいくつか受け、オフィスワークが見つかるまでその仕事をニュージーランドからしていました。
自分の英語力と照らし合わせる
結局英語力が低くても、現地での仕事を見つけることは十分可能ですが、シンプルな仕事が多いです。
自分の英語力と照らし合わせて、こう言った仕事がしたいかも考えてから渡航するといいでしょう。
英語鍛え中の方は日本人向けの職場や、英語力をあまり必要としない仕事から始めるのが良い戦略です。
仕事の探し方は詳しくはこちらで説明してます。
目的別に見るワーホリでの英語力の必要レベル

海外での仕事経験を積みたい
海外で働くことを目的とする場合、職種によって求められる英語力が異なります。
日本食レストランや清掃の仕事
基本的な挨拶や指示を理解できるレベル(簡単な日常会話)。英語に不安があっても、仕事をこなしながら少しずつ学べます。
カフェやローカルの接客業
お客様対応や注文を正確にこなせる必要があるので、日常会話力が求められます。具体的には、TOEIC 500点程度の英語力が目安です。
オフィスワークや専門職
Eメールのやり取りやミーティングに参加できるビジネス英語が必要です。TOEIC 700点以上が求められることが多く、専門的な単語も理解できるレベルが理想です。
英語力を伸ばしたい
英語力を向上させたいという目的なら、基礎的な会話力とリスニング力を重視しましょう。
語学学校に通う場合
基本的な文法と単語を理解している程度でOKです。中学レベルの英語力から始めて、授業を通じてスピーキングやリスニングを伸ばしていけます。
生活の中で学びたい場合
スーパーで買い物をしたり、公共交通機関を利用できる程度の日常会話レベルがあると生活がスムーズです。簡単な挨拶や基本的な質問に答えられることが目標です。
異文化体験、旅行をしたい
異なる文化や価値観に触れるためにワーホリに行く場合は、英語力はそこまで高くなくても楽しめます。
友達作りを目的とするなら
少なくとも自己紹介や趣味を話せる簡単な会話レベルがあればOKです。友達を作りながら、少しずつ英語力を磨いていきましょう。TOEIC 400点程度の英語力があれば十分です。
現地での交流、旅行を楽しみたい場合
ローカルのイベントやアクティビティに参加できる日常会話レベルがあるとさらに楽しめます。具体的には、観光情報を聞いたり、道を尋ねたりできるレベルが理想です。
文法は間違えても大丈夫!伝わればいいです笑
将来、海外移住を視野に入れている
長期的に海外に住みたいと考えている場合は、移住先で働いたり生活したりするための英語力が求められます。
特に、職場でのコミュニケーションや役所での手続きができるレベルが求められます。
TOEIC 700点以上を目安に、仕事で使う単語やフレーズを身に付けておくとよいでしょう。
ワーホリで成功するための英語力を高める方法
英語力を高めるためには、以下のような方法がおすすめです。
語彙力とリスニング力を重点的に強化
渡航前に語彙力を増やし、リスニングを鍛えておくことが大切です。ニュージーランド、オーストラリアのようにフレンドリーな環境では、聞き取れるだけで会話がどんどん広がります。
また、文法を完璧にする必要はなく、とにかく積極的に話すことがポイントです。
私の友人は日常会話程度の会話力ですが、リスニング力が高いため現地のレストランに採用され、ビザサポートを受けて滞在しています。
オンライン英会話で話す練習を
スピーキング力を高めるには、オンライン英会話がおすすめです。実際に講師と話すことで、自信がつき、渡航後も積極的に話しかけることができるようになります。

NOVAの高品質な英会話をオンラインで提供。
早朝から深夜までいつでもどこでも気軽にレッスン可能です。
YouTubeやポッドキャストで英語に触れる
日常的に英語を聞く環境を作ることで、リスニング力がぐっと高まります。ポッドキャストやYouTubeの英語学習チャンネルを活用して、日常会話に役立つフレーズを増やしておきましょう。
現地語学学校に通う
現地に到着してから語学学校に通うことで、体系的に英語を学びつつ友達を作るチャンスも広がります。ニュージーランドでも、語学学校を通じて現地の情報を得ることができるので、仕事探しにも役立ちます。
2カ国留学で準備する
英語力に不安がある場合は、まず物価が安い国で語学留学をしてからワーホリに行くのも良い方法です。
フィリピンなどで基礎を固めてからニュージーランドやオーストラリアに行くことで、よりスムーズなスタートが切れるでしょう。
私は基礎があったので、2カ国留学の最初の国をオーストラリアにしましたが1から伸ばしたい人には東南アジアがおすすめです。
参考エージェント

大人のための上質なセブ島留学【MeRISE留学(ミライズ)】
今しかできない!ワーホリは思い切って挑戦しよう

ワーホリは 18歳から30歳までの限られた時間でしか挑戦できない 貴重な機会です。
もし、 「いつか海外で生活してみたい」 と思っているなら、 今がチャンスです! 年齢制限があるワーホリは、時間を無駄にしてしまうともったいない。
たとえ英語に自信がなくても、少しでも準備をしておけば大丈夫!
現地での経験が豊かになり、将来にもつながります。
今しかできない挑戦 を後回しにせず、思い切って一歩踏み出してみましょう。




