
ワーキングホリデーでニュージーランドやオーストラリアに滞在する際、荷物を最小限に抑えつつ、現地の生活に馴染むためには、どのアイテムを持参し、どのアイテムを現地で購入するかを上手に選ぶことが大切です。
本記事では、ワーキングホリデーで現地で買った方が良いアイテムや、現地ならではの特産品、便利な日用品をご紹介します。
ニュージーランドやオーストラリアで快適に過ごすために、ぜひ参考にしてみてください!
航空会社の荷物規定を確認する
まず、利用する航空会社の荷物規定を確認しましょう。各航空会社には、持ち込み手荷物と預け荷物の重量やサイズの制限が異なります。
以下に、いくつかの人気航空会社の規定を例としてまとめますが、利用する航空会社がリストにない場合は、公式サイトで確認することをおすすめします。
| 航空会社名 | クラス | 個数 | 重量 | 大きさ |
|---|---|---|---|---|
| 全日空(ANA) | エコノミー | 最大2個まで | 23㎏(1つあたり) | 3辺の合計が158㎝以内 |
| 日本航空(JAL) | エコノミー | 最大3個まで | 23㎏(1つあたり) | 3辺の合計が203㎝以内 |
| JETSTAR | エコノミー | 制限なし | 32㎏(1つあたり) | 1辺の長さが1m以内 |
| カンタス航空 | エコノミー | 最大1個まで | 30㎏(1つあたり) | 3辺の合計が158㎝以内 |
| ニュージーランド航空 | エコノミー | 最大1個まで | 23㎏(1つあたり) | 3辺の合計が158㎝以内 |
※ 詳細は各航空会社のホームページを確認してください。
持ち込み禁止アイテムを把握する
航空会社や目的地の国によっては、持ち込み禁止物が厳格に設定されています。
たとえば、ニュージーランドでは、生鮮食品や植物製品、土が付着したキャンプ用品などが持ち込み禁止となる場合があります。
違反すると高額な罰金が科されることもあるので、必ずニュージーランド・オーストラリアの検疫ルールを事前に確認してください。
チェックポイント:
- 食品(肉、果物、乳製品など)
- 植物製品(種、木材など)
- 特定の薬品や化学物質
※最新情報は大使館のウェブサイトや現地の空港検疫情報を参考にしてください。
手荷物と預け荷物を分けて準備する
次に、手荷物用のバッグと預け荷物用のスーツケースを準備します。以下のポイントを参考に、使いやすく安全なパッキングを心がけましょう。
手荷物用バッグ
飛行機内で使う必要があるアイテム(貴重品、パスポート、充電器、リフレッシュアイテムなど)はすべて手荷物に。軽量で持ち運びやすいリュックやトートバッグが便利です。
預け荷物用スーツケース
長期滞在や多くのアイテムが必要な場合は、丈夫なスーツケースを使用。
スーツケースは、自分だけが認識できるネームタグやステッカー、カラフルなベルトを付けておくと、ターンテーブルでの荷物受け取りがスムーズです。
持ち物リストを使って効率的にパッキングする
最後に、持ち物リストを使いながら実際のパッキングを行います。リストを持っていることで、漏れや過剰な持ち物を防ぎ、必要なものだけを効率的に詰めることができます。
パッキングのポイント
- 圧縮バッグやポーチを活用して、衣類や小物を小分けにし、スペースを有効活用しましょう。
- 重いものはスーツケースの底に、軽いものは上部に詰めることで、安定感が増します。
- 液体類(シャンプー、化粧品など)は透明なジッパーバッグに入れ、手荷物でもスムーズに持ち込めるようにしておきます。
布製の圧縮バッグはワーホリ中の旅行にもだいぶ活用しています!
必需品
パスポートとビザ
- ワーホリの場合はパスポートの有効期限が1年3ヶ月以上残っているか確認。
- NZeTA(ニュージーランド電子渡航認証)ETA(オーストラリア電子渡航認証)の申請が必要。オンラインで簡単に手続きが可能で、出発の72時間前までに申請しておきましょう。
現地通貨・クレジットカードの準備
- ドルを少量現金で準備。空港到着時や最初の移動時に役立ちます。
- クレジットカードやデビットカードが使えるか確認し、カード会社に旅行先の通知をしておく。
- ATM利用手数料や為替レートを事前に確認。
国際運転免許証
ワーキングホリデー中に車を運転したり、レンタカーを利用したい方は持っていきましょう。
荷物
【衣類】
- 防寒着:防風・防水機能付きのジャケットやフリース。特に冬季や寒冷地で役立ちます。
- カジュアルウェア:ジーンズやTシャツ、長袖シャツなど、普段使いできる服を数セット。
- レイヤリング用インナー:長袖のインナーやヒートテックなど、寒い時に重ね着できるもの。
- フォーマルウェア:仕事やフォーマルな場面用のシャツやジャケット。
- 靴:スニーカー、サンダル、ハイキングシューズなど、用途に合わせて持参。
- 水着:夏季やビーチでのアクティビティ用に1セット。
- 下着:サイズ感が違うので日本から持っていくのがおすすめ。
- 帽子:日差しが特に強いので一年中必須。
現地でも、衣料品はもちろん買えます!
【生活用品】
- タオル:速乾性タオルが便利で軽量、荷物がかさばりません。
- シャンプー・ボディソープ:初日に使える程度の少量を持参し、現地で購入するのがおすすめ。
- 爪切り:日本製品のが断然切れます。
- 洗濯ネット:現地で洗濯する際に便利。
- 耳栓・アイマスク:シェアハウスやホステルなどで騒音が気になる場合に。
- マルチプラグ:現地のコンセントに対応できる変換アダプター。
- コンパクトな折りたたみ傘:突然の雨対策。
- メガネ・コンタクト:高い&気軽に買えないので予備をたくさん。
- 日焼け止め:一本は持っていき、なくなったら現地で補充
- 折りたたみハンガー:ホステルに泊まる場合や旅行に便利
ついてからすぐに補充できない場合に備えて必要分を準備しましょう。
【薬】
- 風邪薬・胃薬:日本で馴染みのあるものを準備。現地で購入する場合、成分や用法が異なることがあるため安心です。
- アレルギー薬:花粉症や食物アレルギーに対応できるものを。
- 頭痛薬・鎮痛剤:市販の鎮痛剤も持参しておくと安心。
- バンドエイド:ちょっとした怪我に対応できるように準備。
- 常備薬:特定の持病がある場合、必要量を持参。
虫刺され薬は日本と違う虫もいるので現地で買うのがおすすめです。
【電化製品】
- スマートフォン:SIMフリーのものが便利。現地でSIMカードを購入して使用。
- 充電器:スマホ、PC、カメラなど多用途に対応できるもの。
- モバイルバッテリー:外出先での充電切れに備えて。
- ノートパソコン・タブレット:仕事や勉強、連絡に必要な場合は持参。
- カメラ:旅行の思い出を残したい方は、カメラや予備バッテリーも。
- 変換プラグ(Type I):ニュージーランドやオーストラリア対応のものを準備。※電圧が違うので注意
- タコ足延長コード
【女性用アイテム】
- 生理用品:普段使い慣れているものを持参。現地でも購入可能ですが、慣れているブランドが安心。
- 化粧品:必要最小限のものだけ持参し、現地で補充も可能。
- スキンケア用品:乾燥対策として保湿クリームやフェイスマスクが便利。
- アクセサリー・ファッションアイテム:気分転換やおしゃれを楽しむために少し持参。
吊り下げポーチがあるとホステル・ホテルなどで便利です!
まとめ
このチェックリストに沿って準備を進めることで、安心してニュージーランド旅行に出発できます。旅行前には必ず再確認をし、忘れ物がないようにしましょう。
皆さんのワーホリ生活が快適に送れることを応援しています!

